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ホルモン刺激療法(排卵誘発剤)
内服薬
月経の3~5日目から開始します。性腺刺激ホルモンのレベルを増やすための錠剤を服用します。この治療では、排卵がいつ起こるかを判断するために綿密なモニタリングが実施されます。
注射薬
ホルモン刺激療法は、hMG製剤、FSH製剤などによって行われます。月経周期 排卵目から、超音波で卵胞の成熟を調べます。投与されるFSHなどのホルモンの量は、卵子の成熱の度合いによって医師が調整します。卵胞が十分に大きくなれば、hCG注射によって排卵が誘発されます。
その後、性交または人工授精によって受精が行われます。
人工授精 (保険適応)
人工授精とは、排卵直前あるいは当日の時期に、ご主人の精液を採取していただき、濃縮洗浄します。普通の性交渉により、子宮の中に入って行く精子より、かなり多量の良好精子を子宮腔に注入する方法です。
人工授精(AIH)が適応されるとき
●精子減少症や精子無力症で、精子に障害がある場合人工授精が行われる際にもっとも多いケースです。
●、これといった原因が特定できない機能性不妊や、長年いろいろな治療を試みたけれど妊娠に至らないという場合にも、行います。
人工授精の回数について
とりあえず3から5回をひとつの目安とし、時に8~10回目で妊娠の成立をする人もいますので、ご本人の希望により、10回くらいまで続けます。それでも妊娠できない場合は次のステップに進みます。
人工授精(AIH)による男女産み分け(自費診療)
女の子が欲しいという場合、当院ではパーコール法によるAIHでの男女産み分け法があります。男の子か女の子かは男性の精子のうちXー精子、Yー精子のどちらが卵に入るかにかかっています。そこでXー精子とYー精子の性質のちがいを利用してパーコール液を使ってXー精子とYー精子を分け、男の子ならYー精子、女の子ならXー精子を人工授精(AIH)することによって理論上70%の確率で男女の産み分けができると考えます。
人工授精(AIH)のスケジュール
(1) 超音波検査などから排卵日を推定します。排卵直前にあたる日を実施日と決めるために受診します。来院前4~5日は禁欲のこと。
(2)内診台で 洗浄濃縮した精液(0.5cc) を人工授精カテーテルをつけた注射器で子宮腔内に静かに注入します。通常は痛みはなく、約1分で終了します。少量の出血や腹痛を伴うことがありますが、機械操作の刺激によるものですから、心配はいりません。
ただし、量が多かったり、高熱が出たり、下腹部痛のあるようなときは医師にその旨を伝えます。
(4)感染予防のため3日分の抗生剤が投与されます。黄体機能補充の治療として 黄体ホルモンの薬を処方します。帰宅後は食事も入浴もふつうどおり行ってかまいません。
これで人工授精は終了です。
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午前09:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 |
午後16:00~19:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / |
※木曜・土曜の午後、日曜日と祝日は休診です。 TEL 0798-39-0555